用語集

エネルギーと建物の用語を、平易な言葉で

建物のエネルギーや Enerzyz について話す際に出てくる用語を、専門用語を抑えて手早く解説します。

AHU空調機(エアハンドリングユニット)
建物内の空気を調整・搬送する装置:加熱、冷却、ろ過、循環を行います。
Baseline
建物のエネルギー使用量が「本来どうあるべきか」を、気象と稼働率で調整したモデル。削減効果はこれを基準に測定されるため、成果が単に温暖な月のおかげとはなりません。
BACnet / Modbus
建物の設備同士が通信するための共通「言語」。Enerzyz はこれらを介して接続するため、既存システムの多くと連携できます。
BMSビル管理システム
建物の設備(HVAC、チラー、ポンプなど)を運転する制御システム。設備の監視とスケジュール制御を行います。Enerzyz はその上に継続的な最適化を追加します。
CAPEX / OPEX
設備投資(機器を前もって購入)と運営費(継続的な運転コスト)の違い。Enerzyz は通常 CAPEX 不要(物件の評価に応じて)、購入も撤去も必要ありません。
Chiller
建物を冷やすための冷水を生成する機器。通常、単一で最大のエネルギー消費源であり、最適化の主要な対象です。
COP成績係数
チラーやヒートポンプが電力を冷却・加熱にどれだけ効率よく変換するか。COP が高いほど、同じ結果に必要なエネルギーが少なくなります。
Edge device
設備データを読み取り Enerzyz へ送信する、小型で安全な現場設置機器。送信(アウトバウンド)のみで接続し、ネットワークに受信ポートを一切開きません。
ESCOエネルギーサービス会社
エネルギー削減を提供する事業者で、削減分の一部から報酬を得る場合もあります。該当する場合、Enerzyz の契約でも同様の成果分配モデルを利用できます。
FCUファンコイルユニット
客室やオフィスなど特定の空間の空気を加熱・冷却する、より小型の室内ユニット。
HVAC暖房・換気・空調
建物を適切な温度と空気質に保つすべてのシステム。多くの建物で、エネルギー費用の大半を占めます。
IPMVP
国際性能測定・検証プロトコル、エネルギー削減が実在することを証明する公認の標準。Enerzyz はこれに基づいて削減効果を検証します。
kWhキロワット時
電力使用量の標準単位。請求額は本質的に kWh の合計であり、kWh を減らせばコストが下がります。
OT運用技術(OT)
物理的な建物を運転する設備と制御システム、IT(メールや顧客データ)とは異なります。Enerzyz は OT レイヤーで動作し、個人データには一切触れません。
PUE電力使用効率
データセンターの効率指標:総エネルギーを、実際に IT 機器へ届くエネルギーで割った値。低いほど良く、「PUE ドリフト」は無駄が忍び込んでいる兆候です。
Shared-savings model
実現した検証済みの削減分の一部から支払う商業的な取り決め、コストが成果に連動します。
Telemetry
設備が生成する運転データ:温度、消費電力、稼働時間。Enerzyz はこのテレメトリを読み取り、宿泊客や個人のデータは必要としません。
tCO₂eCO₂ 換算トン
炭素排出量を表す標準的な方法。エネルギー使用量を削減すると tCO₂e が減り、ESG やサステナビリティ報告に貢献します。
VAV変風量(VAV)
常に全開で運転するのではなく、各ゾーンへ送る空調空気の量を変える方式(一般的な省エネ手法です)。
VRF / VRV可変冷媒流量
需要に合わせて冷媒流量を変える、広く使われる空調システム(ダイキン、三菱ほか)。互換性のあるコントローラーがある場合、Enerzyz が対応します。

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