Enerzyz と貴社の BMS

すでに BMS をお持ちなら、好都合です。

Enerzyz は BMS と協調して動作し、置き換えるものではありません。

貴社の BMS は制御レイヤーであり、その位置づけは変わりません。Enerzyz はその上に継続的な分析レイヤーを重ねます。BMS がすでに生成しているデータを読み取り、状況の変化に応じて最適な運転設定を導き出し、貴社の BMS を通じて反映します。置き換えるものも、撤去するものもありません。

BMS + Enerzyz

監視

BMS が担うこと

接続された機器の稼働状況・トレンド・アラームをリアルタイムに把握します。

Enerzyz が加えること

同じデータを継続的に読み取り、エネルギーの無駄を分析します。

制御

BMS が担うこと

権限を持つ制御レイヤー。すべての指令はここを経由して実行されます。

Enerzyz が加えること

独自の制御経路は持ちません。上位設定値は貴社の BMS を通じて書き戻されます。

ルールとスケジュール

BMS が担うこと

貴社エンジニアが設定したスケジュールと設定値を実行します。

Enerzyz が加えること

状況の変化に応じて最適な設定値を再計算します。承認された範囲内でのみ動作します。

データ分析

BMS が担うこと

エンジニアが読み解くためのトレンドログとレポートを提供します。

Enerzyz が加えること

物理情報を組み込んだデジタルツインと機械学習モデルが継続的に解析します。

変化する運転条件

BMS が担うこと

設定された内容に従って応答します。

Enerzyz が加えること

天候・在室状況・負荷の一日の変化に合わせて調整します。

継続的な最適化

BMS が担うこと

貴社チームまたは請負業者による定期的な調整。

Enerzyz が加えること

24 時間 365 日稼働し、エンジニアの業務負荷を増やしません。

システム横断の最適化

BMS が担うこと

自らが制御するシステム内では高い性能を発揮します。

Enerzyz が加えること

チラー・空調機・ポンプ・計量を横断して協調させます。

デジタルツイン

BMS が担うこと

通常、BMS の機能範囲には含まれません。

Enerzyz が加えること

設備のリアルタイムモデルを構築し、設定を適用する前に最適値を検討します。

継続的な学習

BMS が担うこと

誰かが変更するまで設定はそのまま保たれます。

Enerzyz が加えること

モデルが建物を学習するにつれて性能が向上します。

エンジニアリング上の管理権

BMS が担うこと

貴社チームが保持します。

Enerzyz が加えること

デフォルトは読み取り専用。すべての操作は記録され、元に戻すことができ、運用担当者は常にオーバーライド権限を保持します。

両者の連携

建物設備

貴社の BMS

Enerzyz による分析と最適化

貴社の BMS

建物設備

テレメトリは上流へ流れ、上位設定値は貴社の BMS を通じて書き戻されます。BMS は引き続き権限を持つ制御レイヤーです。すべての操作は根拠とともに記録され、運用担当者は常にオーバーライド権限を保持します。

導入の実際の流れ

物理的な設置は、施設と接続方式に応じて通常数分から半日程度です。その後 Enerzyz は読み取り専用モードでベースラインを構築します(通常 2〜4 週間)。十分なベースラインデータが得られた時点で、能動的な最適化が始まります。

Enerzyz は、不具合につながり得る異常な運転パターンを、故障に至る前に検知することもできます。

実際の導入事例

実測結果 · インターコンチネンタル ダッカ(バングラデシュ)

同ホテルには、すでに Johnson Controls の BMS がありました。

−25.8%

HVAC 消費エネルギー削減

−US$26,301

四半期あたりのコスト削減

−219,441 kWh

四半期あたりの電力削減

−61.45 tCO₂e

四半期あたりの CO₂ 削減

インターコンチネンタル ダッカはビル管理システムを入れ替えていません。Enerzyz は既存の Johnson Controls BMS と統合し、3 か月以内に HVAC・冷水・周辺設備にわたって検証済みの削減を、運営への影響ゼロで実現しました。結果は、独立監査を受けた IPMVP ベースラインに対して測定されています。

これはインターコンチネンタル ダッカの結果です。当該物件に固有のものであり、一般的な結果を示すものでも、保証するものでもありません。

事例の全文をダウンロード(PDF)

Enerzyz が効果を発揮する場面

運転条件は一日を通して変化するのに、設定値は設計条件のまま構成されている。
スケジュールと設定値は試運転時には正しかったが、その後見直されていない。
チラー・空調機・ポンプなど複数の系統を、個別ではなくまとめて最適化する必要がある。
エネルギー消費を特定の設備やエリアに割り当てるのが難しい。
エンジニアリングチームに、継続的な手動調整を行う時間がない。
経営層が、推計ではなく独立監査を受けたベースラインに対して測定された削減量を求めている。

既存の設備で何が実現できるかを確認する。

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